「りんごかもしれない」 ~キシルの絵本棚~

投 稿 日 : 2015年4月10日

キシルスタッフおすすめの本を紹介する「キシルの絵本棚」。

今日の1冊は

 

「りんごかもしれない」

りんごかもしれない

 

なにやら意味深なタイトルですね。

 

 

「ぼく」の目の前にある、1つのりんご。
でもこれ、りんごじゃないかもしれない

さくらんぼかもしれない。
あかいきんぎょかもしれない。
そんな想像(妄想?)が読んでいくうちに果てしなく広がっていきます。
「ぼく」の発想があっちこっちへ飛んでいくのが、どこか哲学的。
子どもも大人も、くぎづけ間違いなし!です。

いや、意外と、常識にとらわれてしまった大人向けの本かも、なんて感じます。

 

読み終わった後、
「あぁ子どものころはこんなふうに、いろんなことを果てしなく考えてたよなぁ」
不思議な感情が生まれてきてしまう絵本です。

 

作者のヨシタケシンスケさんは、これがデビュー作。
センスの高さがうかがえます。

ちなみに、第2弾の
「ぼくのニセモノをつくるには」もシュールです。

 

 

《りんごかもしれない》
ヨシタケシンスケ/作・絵
ブロンズ新社