「わたしは樹だ」  ~キシルの絵本棚~

投 稿 日 : 2015年7月6日

今日の一冊は、「樹」のお話です。

 

わたしは樹だ

「わたしは樹だ」

 

 

舞台は屋久島。
ここで生まれた小さな種が、
何百年、何千年もかけて
大きな大きな「樹」になっていく様子が描かれています。

 

生きていく過程で
樹は他の生きものたちに支えられ、
育った後には、他の生きものの住みかとして自分を提供します。

 

どっしりと根を張って助け合う森の様子は、
私たち人間が見習うべき「生き方」かもしれません。

 

 

自分の根を張り、
自分を支えてくれるものを支えること。
与えられた場所で、
自分のすべきことを丁寧に咲かせていくこと。

 

自然の雄大さはもちろんのこと、
「生きる」ことの美しさを
改めて感じることのできる一冊です。

 

《わたしは樹だ》
松田素子/文
nakaban/絵
アニノマ・スタジオ