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2016.06.14 Tue

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「もうぬげない」 ~キシルの絵本棚~

以前にご紹介した

「りんごかもしれない」。

 

作者のヨシタケシンスケさんは、その後も続々と
名作を生み出しています。

そのうちの一冊がこちら。


もうぬげない
「もうぬげない」

 

表紙の写真からもわかるように、
今度の「ぼく」は、
洋服が頭に引っかかって、ぬげないのです。

ちっともぬげない服と格闘しながら、
またまた「ぼく」の想像(妄想?)がふくらみます。
ずっとぬげなかったらどうしよう、
いや、でも案外大丈夫かもな、
ぬげなくていいこともあるかも!
でもやっぱりぬげないと困るな、

 

……男の子特有?の思考回路に、
読みながらくすくす笑ってしまいます。

 

そういえば子どものころ、ちょっとした不安を
「こうしてみればいいかな?」
「こうすれば大丈夫!」などと
幼い頭で一生懸命考えていたことを思い出しました。

 

さてさて、ぬげたのか、ぬげなかったのか。
「ぼく」の結末はいかに!?

 

《もうぬげない》
ヨシタケシンスケ/作・絵
ブロンズ新社

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