「てんさらばさら てんさらばさら」 ~キシルの絵本棚~

投 稿 日 : 2017年10月13日

今日ご紹介するのはこちらの本。

かわいい女の子が印象的な表紙です。

 

てんさらばさらてんさらばさら てんさらばさら

 

主人公の女の子、まゆ。
空から降ってきた雪のようなものに驚くと、

「それは”てんさらばさら”だよ」

とおばあちゃんが言います。
おしろいの粉をかけて増やしていくと、
幸せが訪れるそうです。
ただし、これを持っていることは
決して誰にも気づかれてはならないよ、と。

 

まゆはてんさらばさらを大切に増やします。
すると
ほしい下駄が手に入り、結婚し、子どもが生まれ、、、
まゆの身に、幸せが次々と訪れます。
まゆは毎日、てんさらばさらに
おしろいをかけて大切に育てていきます。

 

 

ところが、増えすぎたてんさらばさらの存在を
家族に感づかれてしまうのです。

「もうこれで、幸せはやってこない」と
悲しがるまゆに、
旦那さんがかけた言葉とは……?

 

 

 

女の子の「幸せ論」にもつながるこの絵本。

奥が深いです。

 

 

《てんさらばさら てんさらばさら》
わたりむつこ/作
ましま せつこ/絵
福音館書店