タグ別アーカイブ: ほっこり、心あたたまる

「たいせつなこと」 ~キシルの絵本棚~

投 稿 日 : 2018年9月26日

「もの」には、すべて役割と、たいせつなことがあります。

 

 

たいせつなこと

たいせつなこと

 

 

スプーンは食べるときに使うものです。
そしてスプーンにとって大切なことは、
それを使うと上手に食べられる、ということ。

 

 

雨にとって大切なのは、
大地をみずみずしく潤すこと。

靴にとって大切なのは、
足を包んでくれる、ということ。

こんな風に、物語は進んでいきます。

 

そして最後に、

 

あなたにとってたいせつなのは?

 

と問いかけられます。

 

半世紀前にアメリカで出版された本を、
樹木希林さんの娘、内田也哉子さんが
翻訳されました。

淡々と、でも深く心に染みわたっていく文章で、
子どもたちにも、そして大人にも、優しく寄り添ってくれる一冊です。

 

 

《たいせつなこと》
マーガレット・ワイズ・ブラウン/作
レナード・ワイズガード/絵
内田也哉子/訳
フレーベル館

 

 

 

「どんぐりむらのぱんやさん」 ~キシルの絵本棚~

投 稿 日 : 2018年9月15日

ほんの少しずつ、
秋の気配がしてきましたね。

子どもたちが大好きな、
どんぐりの季節ももうすぐ!

 

今日ご紹介するのは、スタッフTのおすすめ絵本です。

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どんぐりむらのぱんやさん

 

 

「そらまめくん」や「くれよんのくろくん」でおなじみの絵本作家、
なかやみわさんの作品です。

 

どんぐりむらのぱんやさんは、毎日大人気。
パパとママは大忙しで、子どもたちとなかなか遊びに行けません。

ずっと前から約束していた遊園地行きも
どうやら延期になりそうです……。

とってもがっかりした子どもたちですが
「パパとママを手伝うぞ!」とこっそりパン作りをはじめます。

さてさて、うまくいくかしら?

 

 

文章は長めですが、
読んでいくとドキドキしたりホッとしたり
ずんずんお話に引き込まれていきます。

かわいらしいイラストは子どもたちにも大人気。

付録の「どんぐり新聞」も凝っていて楽しいですよ。

 

 

《どんぐりむらのぱんやさん》
なかやみわ/作
学研

 

 

「あな」 ~キシルの絵本棚~

投 稿 日 : 2018年7月24日

小さな男の子って、
ときどき不思議な行動をしますよね?

 

そんなことをふと思い出す、楽しい本を見つけました。

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あな

 

 

日曜日の朝、ふと思い立って
「あな」を掘り始めた男の子、ひろし。

穴はずんずん深くなります。

行き交う人が不思議そうに尋ねます。
返事もそこそこに、
どんどん下へと掘り進めていく姿は
まさに「男子」そのもの(!)

 

お母さんには理解できない世界なのですが、
そこへやってきたお父さんは
「あせるなよ」と意味深な声をかけます。

 

そして気づけば、
自分の背丈よりも深く掘られた穴。

 

果たしてその結末はーー?

 

大人になると「意味がない」と思いがちなことこそが、
子どもにとって何より大切な遊びなのかもしれませんね。

 

 

まだまだ続く夏休み。
日陰の一角でこっそり穴掘りをしてみたくなりました。
(それにしても今年の夏は暑いですね……)

 

 

《あな》
谷川俊太郎/作
和田 誠/絵
福音館書店

 

「子うさぎましろのお話」 ~キシルの絵本棚~

投 稿 日 : 2017年12月11日

クリスマスが近づいてきましたね。

毎年、この時季になると思い出す絵本があります。

こうさぎましろ子うさぎましろのお話

 

 

 

ましろは、北の国に住む子うさぎです。
サンタさんにプレゼントをもらったものの、
出来心から
「僕はましろじゃないよ、
プレゼントまだもらっていないよ」
と言ってしまいます。

 

その嘘に気づいたサンタさんですが、
「小さなたね」を1つ、ましろにくれました。
はじめは喜んでいたましろ。
でも、時間が経つにつれて
嘘をついたことへの不安が
彼をおそってきました。

 

その気持ちと向き合って
ましろが思いついたアイデアとは……?

 

1970年初版のロングセラー。
クリスマスシーズンの読み聞かせにぴったりです。

 

 

 

 

《子うさぎましろのお話》
佐々木たづ/文
三好碩也/絵
ポプラ社

 

「おとうさん あそぼう」  ~キシルの絵本棚~

投 稿 日 : 2017年6月14日

6月の第3日曜日は父の日。
今年は6月18日(日)です。

 

 

おとうさんあそぼう
おとうさん あそぼう

 

 

かたぐるま、おんぶ、ひこうき……。
体を思いきり動かして、お父さんと遊ぶくまの子。
とってもうれしそうです。

お父さんとの遊びは、ダイナミックさが魅力です。
ちょっとドキドキする感覚が子どもにとってはたまらないのでしょう。

父と子のスキンシップにぴったりの一冊。
絵本をまねして遊んでみたら、
わが子の歓声と笑顔に会えること間違いなしです。
ぜひお試しください!

 

《おとうさん あそぼう》
わたなべしげお/文
おおともやすお/絵
福音館書店