タグ別アーカイブ: “木を知る”木のほん

「くるくるくるみ」 ~キシルの絵本棚~

投 稿 日 : 2017年11月28日

秋は収穫の季節。

山にはたくさんの味覚が実る頃ですね。

 

 

今日はその中から、こちらの”実”をご紹介。

くるみくるくるくるみ

 

香ばしくておいしくて、
健康にもいい”くるみ”ですが、
どんなふうに実がなるか、知っていますか?

 

この絵本では、
主人公のゆうかちゃんが、
その秘密に迫ります……!

個性的な花の様子、
実のむき方などなど

知らなかった「くるみの一年」が
分かりやすいお話&挿絵で描かれています。

 

くるみクッキーやくるみどうふの作り方も
まとめてあるので、
試してみるのも楽しいですね!

 

《くるくるくるみ》
松岡達英/作・絵
そうえん社

 

 

「スギの絵本」 ~キシルの絵本棚~

投 稿 日 : 2017年7月5日

今日は図書館で見つけた、こちらの本をご紹介します。

 

 

杉スギの絵本 ~まるごと発見! 校庭の木・野山の木~

 

スギの木の歴史や種類、
人との関わり(人々は杉をどのように活用してきたか)などを
詳しくわかりやすく解説しています。

写真と絵がふんだんに使われているので、
親子で読めば、小さなお子さまでも興味を持てるはず。

 

杉玉や、杉のお香の作り方も載っていますよ。
夏休みの自由研究にしてみるのもおすすめです。

 

なお、このシリーズは「杉」のほかに
「サクラ」「イチョウ」「ドングリ」などがあります。
読み比べてみるのもおもしろいですね。

 

 

《スギの絵本》
正木 隆/編
宇野信哉/絵
農文協

 

「山に木を植えました」 ~キシルの絵本棚~

投 稿 日 : 2017年4月22日

タイトルを読むと、至極当たり前の言葉。

しかしこの「木を植えた」のは、
海で仕事をする漁師さんなのです。

 

20170405_森に木を植えました山に木を植えました

 

宮城県で牡蠣を養殖している、
畠山重篤さんが監修した絵本です。

漁師さんがなぜ山に目を向けたのか。
とても興味深いところです。

山に木を植えると、その落ち葉が栄養となり、
山から湧き出た川に運ばれます。

川の生き物にも栄養を与えながら、
やがて海に注ぎます。

 

「森は海の恋人」。

畠山さんたち漁師の合言葉だそうです。

 

 

イラストがかわいくて、
小さなお子さまにもわかりやすいので
ぜひ手にとってみてください。

《山に木を植えました》
スギヤマカナヨ/作
畠山重篤/監修
講談社

 

 

 

「おいでよ 森へ」 ~キシルの絵本棚~

投 稿 日 : 2017年3月6日

久々に、木の絵本をご紹介しましょう。

 

おいでよ森へおいでよ 森へ

 

 

サブタイトルは、
「空と水と大地をめぐる命の話」。

森の特徴や歴史、
命の循環や、森⇒川⇒海への循環、
違法伐採の話や林業、木造建築のことまで、

「森のすべて」がわかります。

 

内容は少し難しいかもしれませんが、
写真や絵がたくさん入っているので
まずは、自分の興味のあるところだけ
読んでみるのもおすすめ。

 

 

気仙沼の牡蠣漁師さんが始めた
「森は海の恋人」プロジェクトも紹介されています。

漁師さんが中心となって、
海から30km離れた山で植樹を続けているのです。
森の養分が、川の流れに乗って海に注ぐことで
大きくプリプリの牡蠣になるのだそうです。

 

 

自然や環境の問題って、
とかく「森」「川」「海」と分けられがちですが、
実はすべてつながっているんですね。

そんな、新たな発見もできる一冊です。

 

《おいでよ 森へ》
「おいでよ 森へ」プロジェクト/編
ダイヤモンド社

 

 

 

「ひとりぼっちのりんごのき」 ~キシルの絵本棚~

投 稿 日 : 2016年10月17日

スーパーに、秋のくだものがあれこれ並び始めましたね。

ぶどう、梨に続いて、りんごの季節が始まります。
そんなわけで、今日はこちらの絵本です。

 

 

ひとりぼっちのりんごのきひとりぼっちのりんごのき

 

主人公は、大きなりんご園のすぐ近くに育つ、
小さなりんごの木。

 

 

りんご園の木々は、おじいさんとおばあさんに
お手入れをしてもらい、ミツバチや鳥に囲まれてにぎやかです。

 

いっぽう
ひとりぼっちのりんごの木はその楽しそうな様子に、
「りんごえんにつれていってください」と頼むのですが
その願いはかないません。

 

春が去り、夏が来て、収穫の秋。
そして季節がめぐって次の春がやってくる頃、
小さなりんごの木が見つけたものは――。

 

 

木の一年間があざやかに描かれる
なかのひろたかさんの絵が印象的。

シンプルなストーリーなのですが、
何度か読むと、
ひとりで生きていくことの力強さや
小さな心が強く育つたくましさが
感じられます。

 

《ひとりぼっちのりんごのき》
三原佐知子/作
なかのひろたか/絵
福音館書店