タグ別アーカイブ: 永遠のロングセラー

「ないたあかおに」 ~キシルの絵本棚~ 

投 稿 日 : 2018年1月26日

もうすぐ節分ですね。

 

 

幼稚園や保育園では、
「おにはそと~ ふくはうち~」と
豆まきを行うところも多いでしょう。

「鬼」と聞けば、当然怖いイメージ。

 

 

でも今日ご紹介する絵本の鬼は……?

 

泣いた赤鬼ないたあかおに

 

 

人間と仲良くなりたい、赤鬼。
でも人間たちは怖がって、赤鬼の家に
なかなか遊びに来てくれません。

 

すると仲間の青鬼が
「人間たちとそんなに仲良くなりたいなら、
一肌脱ごう」と
ある提案をしてくれます。

 

青鬼のおかげで、赤鬼は人間たちと
仲良くなりました。が、
当の青鬼との関係はというと・・・・・・?
実は、書店や図書館には
いろんな表紙の「ないたあかおに」が並んでいます。

浜田廣介さんの書いたお話に、
何人もの絵本画家やイラストレーターさんが
挿絵を描き、出版しているのです。

 

今回ご紹介したこちらの絵は、
版画作家の野村たかあきさんによるもの。
木版画の力強いタッチが印象的です。

 

 

いくつか読み比べて(見比べて?)みるのも
楽しいかもしれません。

 

《ないたあかおに》
浜田廣介/作
野村たかあき/絵
講談社

 

「子うさぎましろのお話」 ~キシルの絵本棚~

投 稿 日 : 2017年12月11日

クリスマスが近づいてきましたね。

毎年、この時季になると思い出す絵本があります。

こうさぎましろ子うさぎましろのお話

 

 

 

ましろは、北の国に住む子うさぎです。
サンタさんにプレゼントをもらったものの、
出来心から
「僕はましろじゃないよ、
プレゼントまだもらっていないよ」
と言ってしまいます。

 

その嘘に気づいたサンタさんですが、
「小さなたね」を1つ、ましろにくれました。
はじめは喜んでいたましろ。
でも、時間が経つにつれて
嘘をついたことへの不安が
彼をおそってきました。

 

その気持ちと向き合って
ましろが思いついたアイデアとは……?

 

1970年初版のロングセラー。
クリスマスシーズンの読み聞かせにぴったりです。

 

 

 

 

《子うさぎましろのお話》
佐々木たづ/文
三好碩也/絵
ポプラ社

 

「ゆうちゃんとめんどくさいサイ」  ~キシルの絵本棚~

投 稿 日 : 2017年11月9日

朝晩はすっかり寒くなり、
動きもだんだん鈍くなってしまう今日この頃。

「めんどくさいなぁ」なんて
親子で言ってしまうこと、ありませんか?

(私は毎日言っているような……)

 

ゆうちゃんとめんどくさいサイゆうちゃんとめんどくさいサイ

 

顔を洗うのも、着替えるのも面倒な男の子、ゆうちゃん。

怒ったお母さんから逃げるように、ゆうちゃんは
あちこちのおうちへ行ったあげく、
最後に居付いたのは「めんどくさいサイ」の家です。
そこでは、めんどくさいことをするのは一切禁止。
手を洗っちゃダメ、髪をとかすのもダメ、、、

 

そんな生活に、ゆうちゃんがとった行動とは?

イヤイヤ期のお子さんと、一緒に読んでみたい一冊です。

 

 

《ゆうちゃんとめんどくさいサイ》
西内ミナミ/作
なかのひろたか/絵
福音館書店

 

 

 

「てんさらばさら てんさらばさら」 ~キシルの絵本棚~

投 稿 日 : 2017年10月13日

今日ご紹介するのはこちらの本。

かわいい女の子が印象的な表紙です。

 

てんさらばさらてんさらばさら てんさらばさら

 

主人公の女の子、まゆ。
空から降ってきた雪のようなものに驚くと、

「それは”てんさらばさら”だよ」

とおばあちゃんが言います。
おしろいの粉をかけて増やしていくと、
幸せが訪れるそうです。
ただし、これを持っていることは
決して誰にも気づかれてはならないよ、と。

 

まゆはてんさらばさらを大切に増やします。
すると
ほしい下駄が手に入り、結婚し、子どもが生まれ、、、
まゆの身に、幸せが次々と訪れます。
まゆは毎日、てんさらばさらに
おしろいをかけて大切に育てていきます。

 

 

ところが、増えすぎたてんさらばさらの存在を
家族に感づかれてしまうのです。

「もうこれで、幸せはやってこない」と
悲しがるまゆに、
旦那さんがかけた言葉とは……?

 

 

 

女の子の「幸せ論」にもつながるこの絵本。

奥が深いです。

 

 

《てんさらばさら てんさらばさら》
わたりむつこ/作
ましま せつこ/絵
福音館書店

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「だるまちゃんとうさぎちゃん」  ~キシルの絵本棚~

投 稿 日 : 2017年1月12日

今週末は、強い寒波がやってくるようですね。
外で遊ぶのもちょっと大変かもしれません……。

 

 

そんなときには、やっぱりおうちで絵本。
今日ご紹介するのは、こちらです。

だるまちゃんとうさぎちゃんだるまちゃんとうさぎちゃん

 

加古里子さんの、いわずと知れたベストセラー
「だるまちゃんシリーズ」の一冊です。

 

だるまちゃんがだるまこちゃんと
「雪だるま作り」を始めたことからスタートするストーリー。

読み進めていくと、
雪うさぎや手ぶくろ人形の作りかたが載っていて、
思わず一緒に作ってみたくなります。
読んだあとにも遊びがつながっていく仕掛けは
さすが、加古里子さんの絵本です。

 

 

40年以上前に出版された絵本なので、
ストーリーには「丹下佐膳」やら「座頭市」やら
昔のヒーロー?が登場します。
おばあちゃんに聞いたり、親子で調べたりしても
楽しいかもしれませんね。

 

 

《だるまちゃんとうさぎちゃん》
加古里子/作・絵
福音館書店